ACM、Route53、ALBの連携 – ALBの作成編
こんにちは、クラスメソッドコリアのヌヌです。
はじめに
構築順番は下の通りです。
- ALBの作成 ー> 今回の主題
- ACM、Route53、ALBの連携
- ALB高級リクエストルーティング機能利用
準備
- 2台のEC2(異なるAZの)とALB ー> 今回の主題
- Route53に登録するドメイン
使用技術スタック
- ACM
- Route53
- ALB(Application Load Balanacer)
- EC2
今回の構成です。
EC2の作成
ALBを作るためにまず2台のEC2インスタンスが必要です。 EC2の設定は EC2 linux2 こちらを参考してください。
ALBの作成
ターゲットグループ作成
Application Load Balancer の使用を開始する前に、1 つまたは複数のリスナーを追加する必要があります。リスナーとは、設定したプロトコルとポートを使用して接続リクエストをチェックするプロセスです。リスナーに対して定義したルールにより、ロードバランサーが登録済みターゲットにリクエストをルーティングする方法が決まります。
リスナーは「HTTP、HTTPS」プロトコルを支援してるし、1~65535のポートも支援しています。そして、ALBはHTTPSリスナーを利用してEC2サーバの代わりにSSL認証書を利用した暗号化通信ができます。(オフロード) (しかし、まだACMを通じたSSL認証書を発給される前ですので今回はHTTPリスナー設定を進行します。)
ターゲットグループの作成です。
(コンソール画面: EC2 → ターゲットグループ → ターゲットグループ作成)
基本的なインスタンスを選んでください。
続いてグループ名を作成します。
他の設定はそのままで次へ行きます。
ターゲットで登録するインスタンスを選んで「保留中として以下を含める」ボタンを押すとターゲット登録ができます。
これでターゲットグループ作成は済みました。
ロードバランサー作成
(コンソール画面: ロードバランサー → ロードバランサーの作成)
Application Load Balancerを選択します。
名前を入力します。そしてリスナーはHTTPにします。「HTTPS」リスナーを入力するためにはSSL認証書が必要なので今の段階ではまだできません。
ALBを適用するAZ(Availability Zone)と作っておいたEC2サーバがあるサブネットを選択します。アドオンサービスは選びません。
ルーティング設定項目では既存のターゲットグループで作っておいたターゲットグループを選択します。ヘルスチェックの「HTTP、/」にします。
これでALBの作成を済みます。
ALBがプロビジョニングからActiveで変えるできるまでちょっと待ちましょう。
ロードバランサーの動作確認
ロードバランサーの状態がActiveになったらロードバランサーのDNS名をコピーしてブラウザで確認してみましょう。
ページを更新するとALBが動作することを確認できます。
最後に
ここまでお疲れ様でした。次のブログではRoute53とALBを連結します!